吸血鬼を訪ねて
皆さん、GWはいかがお過ごしだったでしょうか?私は金欠でずっと家に引き籠もっていました。
けどやっぱり最終日くらいお出かけしときたいなぁという気持ちが湧いたので、アニメ「となりの吸血鬼さん1」にゆかりのある土地を観光してきました。
『旧前田家本邸』を訪ねる
やってきたのは井の頭京王線・駒場東大前駅。名前の通り、駅の眼前には東京大学駒場キャンパスが屹立しています。
が、目当ての観光スポットは駒場キャンパスではありません。
祝日だと言うのにせっせと何かを運搬している大学生らしき若者や、部活動中っぽいジャージ姿の学生たちを横目に、瀟洒な住宅街2をテクテク歩いていきます。
10分ほど歩くと、住宅街の中に突然クソデカ公園の入口が現れます。
目黒区立『駒場公園』です。ここまで道中が本当にThe・閑静な住宅街って感じだったので、道を間違えてないか何度も Google Map を見返してしまいました。
幸いなことに駒場公園はアニメオタクに対しても無料で開放されています。優しい世界ですね。公共の福祉に感謝しつつ、公園内部をガシガシ歩いていきます。
着きました。『旧前田家本邸』です。
こちらの洋館はソフィー・トワイライト氏の自宅のモデルになった建築物らしいです。ってアフィサイトに書いてたんですけど、ソースがオタクのツイートだったので実際のところはよく分かりません。アニメや原作の描写を見る感じ、だいぶ違うと思うんですけど・・・。
まぁでもぶっちゃけアニメ観光地巡りって引き篭もりオタクが外出するための口実でしかないので、真実を詳らかにする必要はないでしょう。どちらにせよプリマドールの観光スポットではあるのでOKOK!
それではいざ旧前田家本邸の内部へ。中は土足厳禁で、入口で靴を脱ぐようお願いされます。洋館という性質上、本来は土足で立ち入ることが出来るはずなので、入口で靴を脱ぐのは不思議な感覚です。旧前田家本邸は重要文化財に指定されているので、その辺りデリケートなんでしょうね。
1Fは観光優先で家具がほぼ撤去されていましたが、2Fは一部家具が設置されており、なんとなく当時の雰囲気を感じることが出来ました。
ところで、前田家と言えば加賀百万石の大名として有名です。加賀と言えば金沢、ということで2F廊下には金沢の伝統工芸品も展示してありました。
説明文を一部抜粋します。
金沢の伝統工芸は、加賀藩主前田家による工芸振興政策抜きには語れず、三代藩主前田利常公によって設けられた「加賀藩御細工所」が大きな役割を果たしてきました。
つまり、金沢を舞台にしたメディアミックス作品「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ3」に登場する金沢の魅力の数々は、前田家の築いた歴史の上に成り立っていると言っても過言ではないわけですね。ありがとう、前田・・・。
ひとしきり洋館を堪能したので、そろそろお暇しますか・・・と思ったところで、実は「和館」が併設されているらしいという事を知りました。洋館は海外からの来賓を迎えるため、和館は来賓に日本文化を伝えるため、とそれぞれ使い分けされていたそうです。
洋館に比べて和館内部は結構狭い&先客が多かったため、あまりゆっくりできませんでした。無念。かつ、今回は和館1Fしか観覧できませんでしたが、ガイドツアー付きだと2F&茶室が開放されるそうです。いつかリベンジしたいですね。
感想
渋谷のすぐ近くにこんなデカい公園と洋館が建っているなんて全然知りませんでした。『観光』と言うとすぐ群馬とか新潟とか静岡とかに行ってしまいがちですが、もっと都内近辺の観光名所を訪れてみてもいいのかもしれません。『鷲宮神社』とか・・・・・・・・・・・・・。
でも筆者は今までの人生ず~~~~っと引き篭もりをやってきたので、どうしてもきっかけが無いと足が遠のいちゃいますね。また何かコンテンツにこじつけて観光できたらと思います。